ピレリが、F1バーレーンGPの決勝レースを振り返った。グリッド2列目からスタートしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルが、2ストップ戦略でバーレーングランプリを制した。ザウバーのパスカル・ウェーレイン以外の全ドライバーが2ストップを採用。また、同じザウバーのマーカス・エリクソンのみが、ソフトタイヤでスタートを切った。
夜間の温かいコンディションの下、両コンパウンドのデグラデーションは限定的なものとなり、ドライバーたちは全てのスティントにおいてハードにプッシュすることができた。セバスチャン・ベッテルは、予測通りの2ストップ戦略で優勝。スーパーソフトのデグラデーションレベルが中程度になったことで、理想的な最速戦略は、スーパーソフトでスタート、19周でスーパーソフトへ、38周でソフトへというものでした。序盤のセーフティカー導入が影響を及ぼし、多くのドライバー達が13周までに最初のタイヤ交換を行った。ベッテルは、10周目と33周目にピットストップを行った。マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)「序盤のセーフティカーが影響を及ぼした決勝は、戦略が鍵となりました。2ストップが主流のレースでしたが、スーパーソフトとソフトの使用順に関していくつかのバリエーションが見られました。前日よりも涼しくなったコンディションによって、スーパーソフトのデグラデーションレベルは低くなり、ソフトは良好な一貫性を示していました」関連:【動画】 F1 バーレーンGP 決勝レース ハイライト
全文を読む