今シーズン最後のF1テストとなるピレリのタイヤテストが1日(火)にヤス・マリーナ・サーキットで開催され、マクラーレンのリザーブドライバーを務めるストフェル・バンドーンがトップタイムを記録した。タイヤテストは、9時から21時まで12時間にわって行われ、ピレリは、テストに市街地コース用にデザインされた新しいウルトラソフトコンパウンドや来シーズンに向けた異なる構造のタイヤなど試した。
テストには、F1に参戦する10チームすべてが参加し、フェラーリやトロ・ロッソなどレースドライバーがステアリングを握ったチームや若手ドライバーに走行チャンスを与えたチームもあった。序盤にマシンセットアップの確認作業が進められた後、約90分間はプロトタイプのタイヤが試され、ウルトラソフトタイヤの様々なバリエーションもテストされた。チームは新しいパーツのテストやセッティング変更を行うことはできず、タイヤのスペックも知らされずに走る“ブラインドテスト”で、さらにテストは外部に非公開の状態で行われた。10チーム合計の走行距離は6020kmに及び、周回数は1084周に達した。次回、F1のアクションが見られるのは来年1月にポール・リカールに行われるウェットタイヤテストとなる。順位ドライバーマシンタイム周回数1ストフェル・バンドーンマクラーレン MP4-301分44秒103992キミ・ライコネンフェラーリ SF15-T1分44秒456563マーカス・エリクソンザウバー C341分44秒480504ジョリオン・パーマーロータス E231分44秒568905セバスチャン・ベッテルフェラーリ SF15-T1分44秒940566パスカル・ウェーレインメルセデス W061分45秒6051077ダニエル・リカルドレッドブル RB111分45秒805578マックス・フェルスタッペントロ・ロッソ STR101分45秒849549ニコ・ヒュルケンベルグフォース・インディア VJM081分45秒8527110バルテリ・ボッタスウィリアムズ FW371分45秒94010311ダニール・クビアトレッドブル RB111分46秒3094812カルロス・サインツトロ・ロッソ STR101分46秒9955613フォング・アダリーザウバー C341分48秒4395714アルフォンソ・セリスフォース・インディア VJM081分48秒5456515リオ・ハリアントマノー・マルシャ MR03B1分49秒5935615ジョーダン・キングマノー・マルシャ MR03B1分49秒66159