ピレリは、2016年以降の各グランプリにF1チームに3種類のコンパウンドを提供する予定である。このニュースは以前から噂されていたが、今週末のメキシコシティでのレースを前にピレリのマリオ・イゾラが発表した。F1を盛り上げるため、ピレリは2016年から各グランプリに2種類ではなく3種類のコンパウンドを持ち込み、チームはドライバーひとりに割り当てられる13セットのスリックからどれを使うか選ぶことができる。
来年からはレース中にひとりのドライバーが3つのコンパウンドを使うことも可能になる。マリオ・イゾラは「詳細についてはまだ協議中だ」と Auto Motor und Sport は述べた。「しかし、来シーズンの開幕時は特にチームは違う方向性を示すことになるだろう」またマリオ・イゾラは、2016年からスーパーソフトよりもさらに一段階軟らかい“ウルトラソフト”と呼ばれる新しいコンパウンドが導入され、おそらく紫色のピレリのロゴでマークされるだろうと認めた。ピレリは一般投票で色の選択を決めたが、マリオ・イゾラは「私は紫色に投票した」と述べた。「タイムスクリーンの最速ラップの色を思い出すので、速いタイヤにはぴったりだと思う」ピレリは、F1へのタイヤ供給契約を2019年まで延長している。
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