F1チームは、2016年に向けたピレリの“スーパー”スーパーソフトタイヤをどこでテストするかについて意見が割れている。ピレリは、2016年にストリートサーキット向けの特別な5つ目のコンパウンドの導入を予定している。「我々はストリートトラックで使用するソフトタイヤは、いくつかの注意が必要だ。モナコ、カナダ、シンガポールは、現在我々が使用しているスーパーソフトよりも柔らかいソフトコンパウンドが必要だ」とピレリのポール・ヘンベリーはコメント。
ピレリは、できるだけ得早くタイヤをテストすることを要求しているが、これまで、それがいつどこでテストするかについては合意がなされていない。 Auto Motor und Sport は、ハンガリーGPのプラクティスで、アブダビで追加のテスト日が提案されたが、否決されたと報じた。レポートによると、来月のシンガポールGPでテストをするという選択肢もあり、それを小規模チームが支持しているが、レッドブルが“スーパー”スーパーソフトタイヤのテストに待ったをかけてろい、来年1月にセパンで特別なテストを実施することを提案しているという。小規模チームは、マレーシアへの移動にかかる追加の出費と物流に難色を示しているという。一方で、ウェット用タイヤのテストに関しては、来年1月25日と26日に人工的にウェット路面にしたポール・リカールで実施されることで合意されている。