ピレリは、2016年にF1チームとドライバーがタイヤコンパウンドを“自由に選択”するというアイデアに難色を示している。このアイデアはフォース・インディアによって提案され、F1の見所を高めるための施策としてストラテジーグループに採用された。F1チーム、FOM、FIAもこの案を承認したとみられている。
しかし、実際の状況はより複雑のようだ。例えば、ピレリは2016年からタイヤコンパウンドを現在の4種類から6種類以上へと拡大されることを考えている。ピレリの関係者は、この“自由選択”のアイデアについて「どんでもない。我々はショーの安全性にリスクを冒したくはない」と Omnicorse にコメント。「我々はテーブルの上にいくつかアイデアを乗せている」「チームは、個々のトラックで我々が許容できると思うタイヤレンジの中から選択することができると思う」「ほんの一例だが、シルバーストンやスパ、鈴鹿で“スーパーソフト”を見られることがないのは非常に明白だ」Omnicorse は、最も可能性の高いシナリオは、ピレリが3つの“許容できる”コンパウンドを提示し、各チームがそこから2つを選ぶことだと伝えている。
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