ピレリが、F1インドGP決勝でのタイヤ戦略についての展望を語った。F1インドGP予選では、セバスチャン・ベッテルがソフトタイヤで1分25秒283を記録し、通算35回目(今シーズン5回目)のポールポジションを獲得。ベッテルは、ブッダ・サーキットで開催されている今週末ここまでの全てのセッションで最速タイムを記録している。
ピレリは、F1インドGPにP Zeroシルバー・ハードタイヤとP Zeroイエロー・ソフトタイヤを持ち込んでいるが、ソフトタイヤはハードタイヤよりもラップあたり1秒も速いとしている。ピレリのモータースポーツダイレクターを務めるポール・ヘンベリーは「路面の改善が大きな影響を与えた非常に興味深い予選を終え、戦略を示唆するものが見られました」とコメント。「ハードもソフトも一貫性を保っており、タイヤの摩耗状態は良さそうです。ここまで見た限りでは、大半のチームが1ストップ戦略を採用すると思われます」「マシンにもよりますが、ソフトタイヤはハードタイヤよりもラップあたり1秒も速く走行することが可能となります。この点を上手くバランスさせることがインドでのタイヤ戦略の見せ場となるでしょう」「ここではスピードが重要であることは明白ですが、戦略も同様です。これは、シーズン中何度も繰り返されてきたテーマです」
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