ネルソン・ピケJr.が、ドイツGPでルノーを解雇されるとの噂が広まっている。今シーズン、これまでネルソン・ピケJr.は1ポイントも獲得しておらず、予選パフォーマンスでもフェルナンド・アロンソに大きく差をつけられ続けている。これまでもピケJr.解雇の噂が流れていたが、フラビオ・ブリアトーレは、「我々は彼にヨーロッパのレースで猶予を与えなければならない」とピケを擁護してきた。
しかし、スペインGP、イギリスGPでもピケJr.は目立ったパフォーマンスをみせておらず、ドイツGPで解雇されるとの見方が強まっている。後任は、ルノーのリザーブドライバーであり、現在GP2に参戦中のフランス人ドライバー、ロマン・グロージャン。ルノーは、ロマン・グロージャンのレース勘を鈍らせないためにGP2に参戦させているとみられいるが、グロージャンはそのGP2で現在ドライバーランキングの首位に立っている。ピケJr.の父で元F1ドライバーのネルソン・ピケは、フラビオ・ブリアトーレとこの噂について話すつもりだと語っていたが、ブリアトーレは「まだ分からない」と述べている。