ピエール・ガスリーは、2026年F1ベルギーGPで11位に終わった後、アルピーヌF1の競争力不足に危機感を示し、ライバルとの差は「全く歯が立たない」と率直な思いを語った。レースではポイント争いを演じたものの、あと一歩届かず入賞を逃したガスリー。スタート時のパワートラブルやピットストップのロスも響いたが、それ以上にライバルとの純粋なペース差を課題として挙げた。
「ポイント争いはできたが力不足だった」レースを振り返ったガスリーは、スタート直後から苦しい展開だったと明かした。「スタートでパワーが出なくて、最初に2つポジションを失ってしまった。その後は何とか取り返した」「でも、そのあとピットストップが良くなくて、また後方に下がってしまった。そこからはリアム(ローソン)の後ろで長い時間を過ごし、抜いたり抜き返されたりの繰り返しで、本当に難しいレースだった」「最終的にはポイントに届かず終わってしまって残念だ。特に前を走っていたボルトレトやリンドブラッドとのギャップを見ると、僕たちは全く歯が立たない。だから改善しなければならない」「今のレベルでは十分ではない」ベルギーGPの週末全体について問われると、ガスリーはチームの現状を厳しく評価した。「十分じゃない。それだけだ」ハンガリーGPを前に、アルピーヌは中団争いでライバルとの差を縮めることが求められている。ガスリーの言葉からは、現状への強い危機感と巻き返しへの決意がにじんでいた。