アルピーヌF1のピエール・ガスリーは、F1エミリア・ロマーニャGPの決勝を13位で終え、入賞には届かなかった。予選で今季最高の10番手を獲得しながらも、レースでは序盤のミスが響いた。その原因は、スタート直後のシャルル・ルクレールとのバトルだった。「正直に言えば、自分のレースには満足していない。あのミスは起こしてはいけないものだった」とガスリーはレース後に語った。
「攻めすぎた。外側からルクレールに並ぼうとしたとき、イン側に十分なスペースを残しているつもりだったけど、実際にステアリングを切ったらまったくグリップがなくて、コーナーを曲がり切れなかった」このミスでガスリーは一気に4つのポジションを失い、その後は2ストップ戦略に切り替えることとなった。「その後は1ストップ勢と戦える展開になっていたと思うけど、終盤のセーフティカーで彼らはフリーピットストップができた。運も味方してくれなかった」それでも、アルピーヌのマシンには一定の速さがあると手応えを得たようだ。「ワンラップでの速さはあったし、次のモナコでは予選がすべて。今回の予選でのパフォーマンスを活かして、しっかりと勝負したい」3戦連続でノーポイントに終わっているアルピーヌだが、モナコでは予選順位が鍵を握るため、巻き返しのチャンスはあるとみられている。
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