ピエール・ガスリーは、2023年F1第17戦日本GPのフリー走行2回目の最後の数分で起きたクラッシュについて説明した。金曜日のプラクティスでは、ターン9(デグナー2)が多くのドライバーにとって問題となり、多くのドライバーが出口の縁石の上で「スケートボード」をしていた。
しかし、このコーナーでウォールに接触したのはガスリーだけだった。ロックアップでグラベルに乗り上げ、ウォールに突っ込んで、有名なデグナー2の低速衝撃で左前輪をもぎ取られた。災難に見舞われてFP2は早々に終了したが、ガスリーはこの日のアルピーヌの仕事に満足していた。「僕のほうはオールグッドだし、気分もいい」とセッション後にガスリーは語った。「残念だったのは、ロックしてしまい、曲がろうとしたけど、コーナーを曲がりきれなかった」「理想的な状態ではないけど、みんながマシンを修復してくれるから、(予選は)大丈夫だし、また頑張るよ」アルピーヌは前回のシンガポールGPでガスリーが6位入賞を果たし、ポイントを獲得した。チームメイトのエステバン・オコンもトップ10フィニッシュを目指して走っていたが、ギアボックスの問題でリタイアを余儀なくされた。今週末の日本GPでさらなるポイント獲得を目指しているガスリーは、アルピーヌが初日に残りの週末に役立つデータを発見したと語った。「パフォーマンス的には午前中の方が良かったと思うけど、マシンのバランスという点ではフィーリングが良くなかった」とガスリーは語った。「午後はいろいろ試したけど、残念ながら期待したような結果は得られなかった」「でも、少なくともいい方向性は見えてきた」「明日に向けては、エステバンと僕自身から学んだことをすべて生かして、予選に向けてパッケージを最大化できると確信している」ピエール・ガスリー「レースウィークエンドの現段階では、やるべきことがいくつかあると思う。残念ながら、今日はプラクティス2の最後にターン9で小さなコースオフを喫してしまった。フロントをわずかに失ってしまい、それを修正するのが間に合わず、グラベルを滑ってバリアに突っ込んでしまった。そこから学んで次に進むつもりだ。今日のパフォーマンスに関しては、低燃費でも高燃費でも評価できることがたくさんある。タイヤはかなりチャレンジングだし、残りの週末に向けて確実に攻略を目指していく。非常にタイトな集団で、多くのマシンがコンマ1秒か2秒の差で争っているので、明日はすべてのディテールを引き出すことが重要になるだろう」