ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)が、2022年F1第13戦ハンガリーグランプリへの意気込みを語った。スクーデリア・アルファタウリは、前戦フランスGPでAT03に大規模なアップグレードを投入。金曜日は好パフォーマンスを見せたピエール・ガスリーだったが、土曜日には予選Q1敗退、決勝でも12位ノーポイントと母国レースで結果を残すことができなかった。
「リカールの週末のポジティブな面は、ファンのみんなとの交流とフランスの観客からのサポートを楽しめたことだ」とピエール・ガスリーはコメント。「コース上のアクションに関しては、新しいアップグレードは金曜日には良好なパフォーマンスを発揮していたけど、土曜日や日曜日は最大限に引き出すことができず、最終的にノーポイントでフランスを後にすることになった」「新しいパッケージの評価にはもう少し時間が必要だけど、ほんの数日でできることにはもちろん限界がある。でも、エンジニアがすべてのデータを調べているのは知っているし、ハンガリーもまた暑い週末になりそうなので、金曜日のプラクティスでもっと多くのことを試すことができる」「全般的に僕はハンガリーでうまくやってきた。僕にとっては常に成功してきた場所だし、過去3レースでは、6位、6位、5位だったし、去年はファステストラップも記録した」「とても好きなレイアウトだし、スタートがとても少なくて、非常にツイスティでテクニカルだ。ユニークだし、本当にリズムに乗ることができる。ドライビングで得られる楽しみという点で、ハンガロリンクはお気に入りのひとつだ」「伝統的にオーバーテイクはとても難しいので、いつものようにここでは予選をうまくやることがとても重要になる」「このレースの後に夏休みに入るので、自分のためだけでなく、チーム全体のためにも、良い結果で休暇に入れたらいいね」「このトラックではモナコと似たようなレベルの多くのダウンフォースが必要だ。そこはアップデートが提供することを意図しているもののひとつだ。パフォーマンスの観点から、僕たちは本来あるべきと考えているところまでできる限りハードにプッシュしていく」「ハンガロリンクには素晴らしい雰囲気がある。いつも大勢の観客で賑わっているし、夕方に街に戻るとファンがホテルで僕たちを待っていてくれる。彼らはグランプリにとても興奮している」「このタイトなトラックで新しい車がどのようなショーを行うかを見るのは興味深い。良いパフォーマンスを発揮できることを願っている」