アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、2021年F1メキシコGPの決勝で4位入賞を果たした。5番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、スピンしたバルテリ・ボッタス(メルセデス)を上手く交わしてオープニングラップで4番手に浮上。ホンダF1パワーユニット勢で最も早い31周目にピットイン。ハードタイヤへと交換し、4番手の位置をキープしながら好ペースで安定した走りを見せる。
その後も、好調なペースを見せて4位でフィニッシュ。後続のフェラーリ2台に17秒以上の差をつけてのフィニッシュで12ポイントを獲得し、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダはコンストラクターズチャンピオンシップで5位を争うアルピーヌと同ポイントになった。「とてもうれしい。4位というのは最高の結果で、僕たちにとってはこれ以上ないくらいのレースウイークになった」とピエール・ガスリー。「後方にシャルル(ルクレール/フェラーリ)がいたけど、すべてをコントロールできて、彼を引き離すことができたし、4番手でレース全体のマネージメントも上手くいった」「今週末はマシンがとてもよく、昨日の予選もいい結果だったけど、レースでもフェラーリ2台の前でフィニッシュできて、とてもいい気分だ」「これでアルピーヌとポイントで並んだ。僕の個人的な計画では、チャンピオンシップで5位になることが、フランツ(トスト代表)やチームのみんなへの素敵なクリスマスプレゼントになると思っているので、そこに向けてプッシュし続けていく。チーム一丸となって取り組めているし、今後の数戦でもチャンスは見出せると思う」