アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2021年F1イタリアGPへの意気込みを語った。昨年、F1イタリアGPで衝撃的なF1初勝利を挙げたピエール・ガスリー。9月7日(水)には2022年のスクーデリア・アルファタウリへの残留も発表され、スッキリした気分で再びモンツァに挑む。
「昨日の(来季もスクーデリア・アルファタウリからの参戦)発表はとてもうれしかったです。チームの居心地はいいし、上手く進んでいるので、僕らにはまだまだ向上の余地があると思う」とピエール・ガスリーはコメント。「モンツァで走り出すのが待ちきれない。チームも含めて自信がある雰囲気が感じられるし、マシンはどんなコースでも、ウエットでもドライでもよく機能していると思う。直近3戦で5位、6位、4位でフィニッシュしていることがその証だ。ザントフォールトは素晴らしいレースウイークになり、金曜の走行開始からすべてが正しい方向に行っていた。日曜は、上位3台に何かあれば、バクーでの3位に続く表彰台に立てるかもしれないと思っていたけど、そうはいかなかった」「4位に入れたことで、モンツァに向けた期待も高まっている。フランスGPに続く2度目のホームレースだけど、サーキットから15㎞ほどのところに住んでいるので、よりホームのような気がする。前年の勝者として戻ってくるというのは、僕にとって初めてのことだ。楽しみでならないし、昨年とは違って多くのティフォシたちがいるはずだ」「モンツァの雰囲気は、高速コースに加えて、ファンによって作られる部分が大きいので、昨年はとても不思議な感じだった。昨年味わった、忘れられない瞬間を思い出すので、今回もすごく特別なレースになるはずだ。再び素晴らしい結果を手にしたいと思うけど、今年は2度目のスプリント予選フォーマットで行われることを考慮しなければならない。シルバーストーンを終えて、ある程度予測できるようにはなっているけど、例年、予選・決勝ともにスリップストリームを使ったバトルになるので、それが新たな要素になる」