アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年前半戦の11レースは自身のF1キャリアにおけるベストなスタートだと信じている。ピエール・ガスリーは、F1アゼルバイジャンGPでの表彰台を含め、今シーズンすでに8戦でポイントを獲得している。結果として、ドライバーズランキングで同ポイントながらダニエル・リカルド(マクラーレン)のひとつ上の8位に位置している。
「おそらくF1でこれまで経験したなかでベストなシーズンのスタートだ」とピエール・ガスリーは主張する。「本当に成功だった。今年すでにバクーで表彰台を1つ獲得できたことは明らかにハイライトだった」「僕たちは素晴らしい土曜日、素晴らしい予選を過ごし、ほとんどのレースでQ3にクルマを進出させたと思う。それは素晴らしい成果だ」「日曜日はそこまで素晴らしいものではなかったと思う。僕たちは進歩を遂げ、かなり速いマシン、時にはマクラーレン、時にはフェラーリと戦うことができたと思う。そして、レースごとにアストンとアルピーヌとチャンピオンシップを形作るバトルを見ることができる」「僕たちはコンストラクターズチャンピオンシップで5位を目指して戦っている。これはチームにとって決して起こらなかったことだ」「それは僕たちが良い年を過ごしていたことを示しているだけであり、チームの人々にこの5位のポジションをもたらすことが僕の個人的な目標の1つだ」ピエール・ガスリーは、2017年後半にF1デビューを果たして以来、困難なキャリアに耐えてきた。トロロッソ(現在のアルファタウリ)が最も忙しい椅子取りゲームの真っ只中にいたときにF1デビューを果たした。翌シーズンの終わり、ピエール・ガスリーはレッドブル・レーシングへの昇格を手にしたが、総合的にマックス・フェルスタッペンに影に覆われた。2019年シーズン途中に、ピエール・ガスリーはトロロッソに降格し、アレクサンダー・アルボン(すでにF1グリッドにいない)が変わりに昇格したが、それでもF1ブラジルGPで2位表彰台を獲得。昨年はF1イタリアGPでセンセーショナルな勝利を挙げ、近い将来、レッドブル・レーシングへの復帰も示唆されている。現在、レッドブル・レーシングのシートはセルジオ・ペレスによって占められており、2022年も残留すると考えている。
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