アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPの決勝で10位入賞を果たした。ピエール・ガスリーは、スタート時にグリッドを越えた位置にストップしたことで5秒加算のタイムペナルティーを科される苦しい展開となった。12番グリッドからスタートしたガスリーは、ホンダF1パワーユニット勢の中で一番早い、18周目にピットイン。ペナルティー消化後、ミディアムタイヤに交換する。
ピエール・ガスリーは48周目に2度目のピットストップを行い、ソフトタイヤに交換。ポイント圏外へと順位を落としたが、ここから好調なペースで追い上げる。終盤に多くの見せ場を作ったガスリーは、60周目にはキミ・ライコネン(アルファロメオ)をパスすると、その次の周ではフェルナンド・アロンソをオーバーテイク。さらには、ランス・ストロールを捉えて10位入賞を果たした。「今日は複雑な気分だ。レースでは追い上げを見せられたけど、最初の2戦と比べてペースは不足している点はフラストレーションがたまりる」とピエール・ガスリーはコメント。「また、グリッド位置をミスしてしまった自分にも腹が立っている。本当に余計なペナルティーで、自分のレースを厳しくしてしまった。それでも、いいバトルが展開できて、何台かをパスして10位に入れた」「マシンポテンシャルがあるのは明らかなので、僕らはそれをラップ中の全コーナーで発揮させることができていない。モナコに向けて懸命に取り組んでいくし、ここから先の数戦でチームが前進を果たせると信じている」2021年 F1スペインGP 決勝 結果1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)3.バルテリ・ボッタス(メルセデス)4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)5.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)6.ダニエル・リカルド(マクラーレン)7.カルロス・サインツ(フェラーリ)8.ランド・ノリス(マクラーレン)9.エステバン・オコン(アルピーヌ)10.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)11.ランス・ストロール(アストンマーティン)12.キミ・ライコネン(アルファロメオ)13.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)14.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)15.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)16.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)17.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)18.ミック・シューマッハ(ハース)19.ニキータ・マゼピン(ハース)DNF.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
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