アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、レッドブル・レーシング時代の元チームメイトであるマックス・フェルスタッペンがF1ワールドチャンピオンになるのは“時間の問題”だと信じている。若干17歳で2015年のF1オーストラリアGPでデビューしたマックス・フェルスタッペンは、F1のスタードライバーになるポテンシャルの持ち主であることがすぐに明らかになった。
近年、マックス・フェルスタッペンは、メルセデスF1とルイス・ハミルトンとのチャンピオン争いをするマシンを手に入れることを待ちながら、落ち着きとコントロールを備えた一貫性を身に着けてきた。そして、ついにタイトルを争える時が来たようだ。レッドブル・ホンダF1は、タイトルを7連覇しているメルセデスの覇権を崩そうとしており、開幕2戦ではメルセデスF1を凌ぐマシンを有していることを示唆した。ピエール・ガスリーは、勝てるマシンさえ手にできれば、マックス・フェルスタッペンはF1ワールドチャンピオンを獲得できると考えている。「彼はすでにそのレベルにいるし、彼がワールドチャンピオンになることを可能にするマシンを手にすることができれば、彼がワールドチャンピオンになるのは時間の問題だ」とピエール・ガスリーは RaceFans.net に語った。ピエール・ガスリーは、シャルル・ルクレールも“そのレベルいる”と語り、また、メルセデスの育成ドライバーであるジョージ・ラッセルとは直接レースする機会はあまりないが、“彼もそこで戦っているのを見ることになるだろう”と付け加えた。F1を新世代に導くことを目指しているメルセデスF1がマネジメトするドライバーはジョージ・ラッセルだけではない。エステバン・オコンは、現在アルピーヌとの契約の最終シーズンにあり、2022年のメルセデスF1のドライバー候補から外れているわけではない。しかし、ピエール・ガスリーは、マックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールがタイトルを争うことになるのは間違いないが、まだエステバン・オコンについて確信していないと語る。「そう言うのは少し早いと思う。彼は良いドライバーだ。でも、これまでのところ、彼が戦えるかどうかを確認するにはもう少し待つ必要があると思う」とピエール・ガスリーは語った。「マックスとシャルルは、彼らがそのレベルのポテンシャルも持っていることを十分に示したと思う。それは確だ」そして、もちろん、ピエール・ガスリーは、どこかの時点でタイトル争いに自分自身も絡むつもりだと語る。「僕はF1をいて、毎日働いている。僕は毎日、ワールドチャンピオンを戦うことができる立場になるようにトレーニングしている」とピエール・ガスリーは語る。「とにかく勝利とチャンピオンシップのために戦いたいと思っている。それが僕の目標だ」2019年のレッドブル・レーシングでのピエール・ガスリーのスティントはうまくいかなかったが、アルファタウリに戻ってからパフォーマンスは大幅に向上し、一連の印象的なパフォーマンスには2020年のF1イタリアGPでの優勝さえ含まれている。ピエール・ガスリーは自分がアルファタウリで勝利とチャンピオンシップのために戦っていることをイメージしているのだろうか?「もちろん、1~2年以内にトップチームになるようなことはないと思っているし、僕たちはかなりの年数について話をしている。長期的なプロジェクトだ」とピエール・ガスリーは説明した。「彼らは自分たちのアイデンティティを作り、F1で強力な競争相手になるために本当に努力し、多くのことをしている。メルセデスやレッドブルのようなチームと戦うために必要なものがすべて揃っているかどうかを知るのは時期尚早だ」「現時点ではノーだ。チームが小さすぎると思う。でも、彼らが本当にそれを行うためのリソースとお金とインフラストラクチャを投入した場合、無理と言うことはないと思う」「MotoGPでは、いくつかのファクトリーチームやプライベートチームがトップチームと戦うことができている。レギュレーションもそのように進んでいけば、可能性はあると思う」
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