アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの決勝レースをリタイア(17位完走扱い)で終えた。5番グリッドからミディアムタイヤで好スタートを切ってオープニングラップで順位を維持していたピエール・ガスリーだったが、ニキータ・マゼピン(ハース)の単独クラッシュによってセーフティカーが導入。
リスタートで冷えたミディアムタイヤに苦戦したピエール・ガスリーが、ダニエル・リカルド(マクラーレン)と接触してフロントウイングを破損。交換を余儀なくされる。そこからハードタイヤで挽回を目指したガスリーだったが、終盤にギアボックスに不具合が見つかってリタイアに終わった。「今週末は最初からずっと強さを発揮できていたので、とてもがっかりしている」とピエール・ガスリーはコメント。「5番手スタートという好条件だったけど、1周目のダニエル(リカルド)との接触で僕のレースはほぼ終わってしまった。フロントウイングを失い、フロアにもダメージを負ったので、1周目からかなり後方になってしまい、勝負権を失ってしまった」「レースウイークを通じていいペースがあったので、本当に残念だ。成果を得ることはなきなかったけど、今週末は多くのポジティブな面があったので、イモラでもそれを発揮できればと思う」
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