アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2020年のF1世界選手権 最終戦(第17戦) F1アブダビGPへの意気込みを語るとともに、今シーズンを振り返った。「照明の下で行われるナイトレースも3戦目で、僕たちは完全に夜型になっているけど、夕方以降の少しでも涼しい時間帯に走るのは快適だし、シンガポールも含め、普段と違う感覚が味わえるナイトレースが好きだ」とピエール・ガスリーはコメント。
「僕は楽観的な人間なので、今週末はいいレースができると思っている。例年、アブダビでのチームの戦績はあまりよくないけど、今年は違う結果を出せると思う。特にコーナーが多く、リズミカルに走る必要がある最終セクターはテクニカルで走っていて楽しい。ストレート区間が多い最初の2つのセクターはパワーが必要だけど、今シーズン僕たちはパワー面でも進化しているので、いいペースで戦えると思う」「今年は5カ月半の間に17レースが行われ、例年と違う慌ただしいシーズンになり、チームのみんなにとって緊迫したものだった。僕たちドライバーにとっても、一息つく暇もないシーズンだったけど、メカニックやチームスタッフにとっては、ほとんど家に帰れない移動続きの毎日だったと思う。年末にはみんな家族の元に帰れるので、よかった。新型コロナウイルスには引き続き注意が必要だけど、僕もシーズンを終えて家に帰り、リラックスできる」「新型コロナウイルス感染防止のための制限で楽しみが減ったのは事実だし、特にファンがいないサーキットには熱気が欠けていて少し寂しかった。しかし、満足に競技をできなかったスポーツが多いことを考えると、忙しくてもシーズンを過ごせた僕たちはラッキーだ。実際にいいシーズンを送ることができた。困難に直面し悲しい思いをした人もいると思うけど、僕にとっては初のF1優勝を果たした記念すべき年だ。チームのベストリザルトも獲得できましたし、モンツァで味わった感情はこれからも忘れない」
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