ピエール・ガスリーは、アルファタウリ・ホンダF1で達成できることは限界に達したと考えており、2021年のレッドブル・ホンダへの復帰を目指し続けている。ピエール・ガスリーは、2019年にレッドブル・ホンダへの昇格を果たしたが、チームメイトのマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスに匹敵することができず、シーズン途中にアレクサンダー・アルボンと後退でトロロッソ・ホンダに戻された。
だが、それ以降、調子を取り戻したピエール・ガスリーは、2019年のF1ブラジルGPで2位フィニッシュを果たしてF1初表彰台を獲得。さらにチームがアルファタウリ・ホンダF1に名前を変えて今年、F1イタリアGPでF1初優勝を果たし、チームに2008年のセバスチャン・ベッテル以来となる勝利をもたらした。レッドブルF1は、アレクサンダー・アルボンをサポートし続けているが、ピエール・ガスリーはレッドブル・ホンダのセカンドシートを取り戻すことを諦めることはないと語る。「現在、チームと行っていることに満足していますか?イエスだ」とピエール・ガスリーは語る「このチームと一緒に仕事をすることに満足しているか?イエスだ」「F1の上位で戦うことを目標としているか?イエスだ」「すべてことをを考慮する必要がある。僕としては、可能な限り最速のマシンに乗れるように最善を尽くしている」「現時点では、これ以上のことはできないと思う。昨年のブラジルで表彰台を獲得し、15年間でセバスチャン・ベッテルしか成し得なかったレース優勝を果たした。私サイドではチャンスを得るためにできる限りプッシュしている」「何が起こるかを見てみるつもりだ。結局のところ、1つの良い選択肢と1つの悪い選択肢しかないとは思わない」レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーによると、アレクサンダー・アルボンは、RB16の挙動に敏感だとしている。同じようにマシンに苦戦して、わずか12戦でレッドブル・ホンダから放出されたピエール・ガスリーだが、自分はアルボンからシートを奪い返すのに十分な仕事をしていると感じていると語る。「客観的に見れば、レッドブルは最速のマシンを持っている。僕は競争的なドライバーだし、上位で走りたい」とガスリーは主張した。「アルファタウリで勝利を争えるレースがどれくらいあるかは分からない。将来、何が起こるかわからないし、誰もそれを保証することはできない」「また、勝つことができない可能性も高い。つまり、自分の側で最善を尽くすしかない」「僕が今行っているすべての仕事と力強いパフォーマンスが、いくつかの良いチャンスを与えてくれることを願っている」