アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPでF1初優勝を成し遂げた。昨年、中盤にアレクサンダー・アルボンと交代でトロロッソに降格したピエール・ガスリー。それでも腐ることはなく、F1ブラジルGPでF1初表彰台となる2位フィニッシュを果たしていた。
今年、アルファタウリ・ホンダに名前を変えたチームで迎えた8戦目。10番グリッドからピエール・ガスリーは、1回目のセーフティカーが入る直前にピットに飛び込んでタイヤを交換。リスタート直後の赤旗中断を2位で迎え、再度のリスタートでトップに浮上。最後はわずか0.415秒でカルロス・サインツを退けてF1初優勝を成し遂げた。チームとしてトロロッソ時代の2008年の同じイタリアGPでのセバスチャン・ベッテル以来の2勝目。ホンダF1との50戦目の節目に大きな勝利を挙げた。「正直、信じられない。今、何が起こっているのか理解できてもいないかもしれない。本当にクレイジーなレースだった」「18か月で多くの経験を積んできたし、昨年初めて表彰台を獲得して、今、モンツァで優勝だ!」「言葉にならない。チームは僕のために本当に多くのことをしてくれた。彼らはF1で初めての機会を与えてくれたし、初表彰台を与えてくれた。そして、今は初優勝だ。感謝してもしきれない!」
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