アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年マシン『AT01』には大きな弱点はないとし、前年モデルと比較して“優れた進化”を遂げていると語る。トロロッソからブランド変更したアルファタウリは、新車AT01が2019年のコンストラクターズ選手権6位を土台にできることを期待している。
アルファタウリ・ホンダは、バルセロナでのプレシーズンテストで堅実なテストを行い、ピエール・ガスリーはチームの可能性について楽観的だったが、新型コロナウイルスの世界的な大流行によって開幕が遅れていることで、真のポテンシャルを確認するのは待つ必要がある。中止となったF1オーストラリアGPに先駆けて、ピエール・ガスリーは「パッケージとしては昨年と比較して良い進化を果たしていると思う」とコメント。「改善すべき点はいくつかあるし、他にもより組む必要のなる点があるけど、全体として優れたポテンシャルがあると思う」「僕たちに大きな弱点があるわけではない。もっと多くのダウンフォース、低速、高速でもメカニカルグリッドを望むというのは一般的なコメントだと思うし」「マシン全体に何か問題があるとは思わないし、ダウンフォースを増やす必要があるだけだ。それは全員にとってシーズンを通したストーリーだと思う」テストではミッドフィールドの勢力図をランク付けするのは特に困難だった。レーシング・ポイントF1チームは、メルセデスが2019年にタイトルを獲得したW10からインスピレーションを得たRP20でライバルの注目を集めた。どのチームがミッドフィールドのベンチマークになると感じているかと質問されたピエール・ガスリーは「レーシングポイントは速いと思う」とコメント。「あまり多くのことは言いたくないし、すべてを分析する必要があるけど、ルノーは速いし、一部のマシンは速いときもあれば、遅いときもある」「僕はそのようなことを調べるのに多くの時間を費やさなかった。僕たちはとにかく自分たちのマシンに集中していたし、快適に感じて、自分たちの持っているものを最大限に発揮できるように集会を重ねようとしていた。自分たちのポジションにはかなり満足している」「でも、僕たちはもっと努力して、もう少し見出していく必要がある」
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