トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、ホンダの母国グランプリとなるF1日本GPと鈴鹿サーキットについて語った。「ロシアGPは決していいレースとは言えなかった。レース中、すでにピットストップをしていたので、VSC(バーチャルセーフティカー)で戦略が台無しになるまではポイントを獲得できると思っていた。ただ、チームと取り組んでいることは正しい方向だと感じているので、鈴鹿でのレースにはワクワクしている」とピエール・ガスリーはコメント。
「鈴鹿はシーズンを通じたベストサーキットの一つだと思うし、ドライビングする上でも最もエキサイティングなコースだと思う。第1セクターは、F1マシンのスピードと強力なダウンフォースを実感でき、ほかのどのサーキットにもない感覚を味わえる一方で、コースにはグラベルがあるので、一つのミスが命取りになってしまう」「日本のスーパーフォーミュラでもレースをしたので、多くの思い出がありますし、間違いなくお気に入りのサーキットの一つだけど、鈴鹿に来るたびに、かつて起こったジュール(ビアンキ)のクラッシュのことも思い出す。ここは、常に強い印象を残すサーキットだと思う」「もう一つ、鈴鹿が最高のレースだと思う理由がある。ここに来ると、常に多くのファンが声援を送ってくれて、心が温まる。ホンダのドライバーとして鈴鹿に来ることは、本当に特別なことだ。すべての日本の方々が僕らを応援してくれるからね。また、ここに帰ってくることができた。昨年、僕たちはホンダのファクトリーを見学してからレースに臨み、今回も訪問した。Hondaパワーユニットを使用するトロロッソとレッドブル、それぞれに対する力強いサポートに対して非常に感銘を受けている。レース本番ではより大きな声援をもらえると思うし、とても特別なレースウイークになると思う」