ピエール・ガスリーは、自身のInstagramを約3週間ぶりに更新。古巣トロロッソ・ホンダでシート合わせをしている画像を投稿し、“スパに向けての準備は万全”だと語った。今年、レッドブル・ホンダのドライバーに昇格したピエール・ガスリーだが、前半戦でチームメイトのマックス・フェルスタッペンが2勝を挙げて181ポイントを獲得したのに対し、63ポイントしか獲得することができなかった。
この結果を受け、レッドブルは後半戦からアレクサンダー・アルボンを起用することを決定。ピエール・ガスリーは昨年まで在籍していたトロロッソに戻ることになった。夏休みにガールフレンドのカテリーナ・マゼッティ・ザニーニとスペインのイビザで休暇を過ごしていたピエール・ガスリーは、自身のInstagramにトロロッソ・ホンダ STR14でシート合わせをしている画像を投稿。「イタリアのファミリーとの仕事に戻ってきた。スパに向けての準備は万全だ」とピエール・ガスリーは語った。ピエール・ガスリーは、レッドブル・ホンダ RB15への対応に苦労してきた。マックス・フェルスタッペンのドライビングスタイルにフィットするように作られたRB15でガスリーはトラクションに苦しんだ。シーズン序盤には「昨年のトロロッソと比べてクルマに適応しなければならない。トロロッソの方が僕のドライビングに合ってい」とピエール・ガスリーは語っていた。ピエール・ガスリーの弁護士は「彼が愛し、すでに自分自身を証明してきたチームで、彼は真の価値を発揮する」とトロロッソ・ホンダでの奮起を期待している。レッドブル・ホンダのシートを失ったピエール・ガスリーだが、決して2020年に復帰する可能性が消滅したわけではない。レッドブルは、20残りのレースで2020年のマックス・フェルスタッペンとして、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリー、ダニール・クビアトの誰が相応しいかを評価していくとしている。