ピエール・ガスリーは、自分がアレクサンダー・アルボンに代わってトロロッソに降格するという決定をレッドブルがプレスリリースを発表する数時間前に伝えられたと報じられている。今年、ダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・ホンダのドライバーに抜擢されたピエール・ガスリーだが、開幕2戦でQ3に進出できず、それ以降、予選4番手以上を記録したことはない。
レースでもマックス・フェルスタッペンが181ポイントを獲得しているのに対し、わずか63ポイントにとどまり、コンストラクターズ選手権で5位のカルロス・サインツ(マクラーレン)が5ポイント差まで迫られていた。レッドブルは8月12日(月)の午前11時頃にピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボン交代のプレスリリースを発表したが、RMC Sport によると、ピエール・ガスリーにそのことが伝えられたのは発表の数時間前だったという。また、最近ではピエール・ガスリーと彼のエンジニアとの関係は冷え切っていたと伝えている。だが、ピエール・ガスリーのマネージャーは、ガスリーが仕事に戻る準備ができてると語っている。「彼が愛し、すでに自分自身を証明してきたチームで、彼は真の価値を発揮する」F1ベルギーGPからはレッドブル・ホンダがマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボン、トロロッソ・ホンダがダニール・クビアトとピエール・ガスリーというドライバーラインナップで戦う。 レッドブルは「チームとトロ・ロッソの間で交代できる4人の才能あるF1ドライバーを契約下に持つというユニークな立場にある。チームは、次の9レースを使用して、アレックスのパフォーマンスを評価し、 2020年に誰がマックスと一緒にドライブするかについて十分な情報に基づいて決定を下す」と語っている。
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