ピエール・ガスリーは、まだレッドブルのマシンに満足しておらず、昨年のトロロッソの方が快適だったと語る。今年、レッドブル・レーシングへと昇格を果たしたピエール・ガスリーだが、プレシーズンテストからパフォーマンスを発揮することに苦労している。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、プレシーズンテストでのガスリーのクラッシュが現在のマシンの問題の引き金になったと名指しで批判を始めており、プレッシャーは大きくなってきている。
「プレッシャーがかかっているとはそれほど考えてはいないけど、少しストレスは感じている」とピエール・ガスリーはコメント。「このレベルでレースをしている誰もがクルマをクラッシュさせてきたと思う。それがテストかレースかに関わらずね」「現時点、これらのクルマを限界までプッシュしていれば、そのようなことは起こるものだ。これが最初ではなかったことはわかっているけど、残念ながら最後でもないだろう」「でも、最もスムーズなテストではなかったのは確かだし、クリーンな週末を過ごすことが重要だった。特に前にも言ったけど、クルマのフィーリングがトリッキーで思ったように走れていないし、現時点では少し難しい。それが僕たちが集中して取り組む必要のなる一番の部分だ」「でも、とにかくリラックスている。もちろん、僕は本当に競争的な人間だし、望んでいる結果が得られないときは腹立たいし、良いことではない。でも、うまくやりたいという怒りでもあるし、自分のすべてを良くしたいと仕事をしてプッシュしている」「速さはあるけど、現時点ではトロ・ロッソにいたほど快適ではないと感じているのは確かだ」