レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2019年の開幕戦で困難なシーズンのスタートを切ったピエール・ガスリーを擁護した。ダニエル・リカルドの後任としてトロロッソからレッドブル・レーシングに昇格したピエール・ガスリーだが、F1プレシーズンテストで2度のクラッシュを喫してテストを犠牲にするなど、その資質が問われていた。
開幕戦を迎えても、まだトップチームに見合ったパフォーマンスを発揮しているとは言い難く、予選ではQ1で敗退。決勝でもチームメイトのマックス・フェルスタッペンがホンダに11年ぶりに表彰台をもたらした影で、姉妹チームでF1復帰戦となったダニール・クビアトを抜けずに11位でフィニッシュしている。しかし、クリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーには時間を与える必要があると繰り返す。「F1にプレッシャーはつきものだが、結論を出すにはまだ時期尚早だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「ピエールは難しい土曜日の後、レースでは懸命に戦っていた。だが、彼が必要としているのは問題なく週末を過ごすことだ。金曜日から彼は徐々に進歩を果たし、エンジニアに質の高いフィードバックを提供していた」「実際、彼はオーバーテイクが難しいこのトラックで非常に競争力があった。我々は彼に十分なスピードがあることはわかっているし、時間とともに結果を出せるようになるだろう」しかし、すでにレッドブル・レーシングはピエール・ガスリーに代えて、トロロッソ・ホンダでのF1復帰戦で堅実なパフォーマンスで10位入賞を果たしたダニール・クビアトを起用するとの推測が広まってる。ロシア自動車協会で会長を務めるイゴール・エルミリンは「まだそれについて話すことはできないと思う」と Sportbox にコメント。「今回のレースでのピエールの状況は予選でのチームのエラーに関連している。我々はメルボルンではオーバーテイクの機会がごくわずかであることをわかてちる」「だが、彼にはスピードがある」
全文を読む