レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが、F1バルセロナテストでのクラッシュに言及。“失敗から学ばなければならない”としつつも、ポジティブに取り組んでいきたいと語った。今年、レッドブル・レーシングに昇格したピエール・ガスリーは、F1バルセロナテスト2で2度のクラッシュを喫した。担当初日の走行ではクラッシュを喫してギアボックスを壊し、担当した最終日にはドライビングミスにより大クラッシュ。翌日のマックス・フェルスタッペンの走行を犠牲にしている。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ピエール・ガスリーにもっと慎重に運転し、“これ状は許されない”と警告している。「2つのクラッシュによってスペアパーツが不足したため、マックスは最終日にほとんど走ることができなかった」とヘルムート・マルコはコメント。「テストで我々が目にした感じでは、ガスリーはまだフェルスタッペンのレベルには達していない。だが、それも期待していたことではなかった」。2つのクラッシュを除けばパーフェクトだった。特に2回目のクラッシュは我々に害を与えた。彼はこれ以上そのようなことをすることを自分自身に許すべきではない」ホンダは3月9日(金)に『2019 ホンダF1 キックオフ 記者会見』を開催。そのトークのなかでレッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「ピエールのおかげでチームはもっと忙しくなってしまった。彼は先週クラッシュしてしまったからね」とバルセロナテストでのクラッシュについて触れた。その発言について質問されたピエール・ガスリーは「そういった失敗から常に学ばなければならない」とコメント。「2週間の締めくくりとしてはベストではなかったけど、まずはプラスのところに集中して、ネガティブな部分には取り組み続ける。全体的なパッケージにね」「最初のフィーリングはとても良かった。とてもクルマとして快適だったし、僕の仕事はそこでチームと協力してセッティグを詰めると言うこと、今はそれに集中している。まずはメルボルンに集中してできるだけポイントを稼ぎたい」
全文を読む