トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、今週のF1バルセロナ合同テストでのホンダのF1パワーユニットのトラブルフリーの走行が多くの批判家たちへの答えを示したと考えている。トロロッソは、昨年末でルノーとの契約を解消。マクラーレンと不遇の3シーズンを過ごして契約を解消されたホンダを新たなパワーユニットサプライヤーとして迎え入れた。
2018年のプレシーズンテストに向けて、ホンダの信頼性への懸念が語られていたが、トロロッソ・ホンダは大きなトラブルに見舞われることなく、4日間で全チーム最多の324周を走破した。ピエール・ガスリーは、最終日に147周を走行。これはホンダが2015年にF1に復帰して以降、1日に走行した最多の周回数となる。ピエール・ガスリー自身も4日間で全ドライバーで最多となる229周を走り込んだ。ピエール・ガスリーは「こんなに多くのラップを走り込めて本当に満足している。僕にとってクルマでのテスト2日目だし、チームにとっては4日目に過ぎない。僕たちはまだクルマについて多くのことを学んでいるところだ」とコメント。「僕たちはメルボルンでパフォーマンスを最大限に引き出すための正しい方向性を見つける必要がある。チームにとって、そして、僕にとってそれが本当に重要だった。僕たちは多くのことを学んだと思う」「2回目のテストまでの数日間ですべてを細かく調べていかなければならないけど、全体的に本当にポジティブな一日だった」トロロッソ・ホンダとしての最初のテストは、ホンダの批判家たちに答えを示したかと質問されたピエール・ガスリーは「そうだといいね。今日、僕たちはエンジンが問題ないことを示したと思う」とコメント。「トロロッソはベストなパッケージを得るためにコミュニケーションにおいてホンダと本当に懸命に仕事をしている。僕たちは共通の目標を持っている。僕たちは2つの異なるチームではなく、1つのチームとして仕事をしている。それは本当にポジティブなことだと思う」「僕たちはまだ多くのことを改善する必要がある。まだ改善する必要があることはいくつかあるけど、それは全てのチームが同じだと思う。でも、これまでは彼らと素晴らしい仕事ができている」「彼らは本当に懸命にプッシュしている。それは常に素晴らしいことだ」関連:F1バルセロナ合同テスト最終日 結果:ルイス・ハミルトンが最速タイム