今週末のF1マレーシアGPでトロ・ロッソでF1デビューを果たすピエール・ガスリーは、自分にシートを明け渡すことになったダニール・クビアトに申し訳なく思うと語った。トロ・ロッソは、2018年のドライバーとして評価するために、少なくともF1マレーシアGPとF1日本GPでダニール・クビアトに代えてピエール・ガスリーを起用する。
セパンでインタビューを受けたピエール・ガスリーは「もちろん、彼には申し訳なく感じている。彼は才能のある本当に良いドライバーだと思っている。残念ながら、彼のシートを取ることで実現することになった」とコメント。「でも、どこかの時点で彼がグリッドに戻ることになると確信しているし、近い将来どうなるか見ていくつもりだ」「現時点で僕がF1でどれくらい多くのレースをできるかどうかはわからない。チームは今週末に集中し、ベストを尽くせと言っている」「僕は下位シリーズで競争してきたし、2リッターのヨーロッパパップでは優勝して、3.5ではカルロスに次ぐ2位でフィニッシュし、GP2で優勝した。今年は日本でチャンピオンを争っている。ペースはあるだろう」「F1は僕にとって新しいし、初めてのグランプリだ。でも、本格的な目標はない。ただ、出来る限り素早く学んで、チームと一緒に準備するためにここにいる」「現時点では各セッションごとに頑張って、カルロスの隣でできるだけ早く学ぶ必要がある。そのあと、自分たちがどの位置にいるか見極めていくつもりだ」