ヴィタリー・ペトロフが、F1中国GPへ向けての意気込みを語った。ヴィタリー、マレーシアでは再び力強いスタートをしていましたね。コックピットでの感覚はいかがでしたか?レースのスタートではトップ10の外にいたので、バーレーンやオーストラリアでしたとうに多くのクルマをオーバーテイクするのは厳しかったけど、それでもいくつかポジションを上げることができた。レースの前半は非常に快適に感じていたし、周りのクルマとの戦い、特にハミルトンとのバトルは楽しかったね。
そのあと、僕たちは早めにピットストップを行ってプライムタイヤに替えたわけだけど、オプションと比較してグリップに苦しんだので、それはミスだったかもしれない。でも、ギアボックのトラブルでレースが終わってしまったので、結局それはあまり問題ではなかったね。現在、F1キャリアで3レースを終えたところですが、これまでの出来には満足しますか?チームとの関係、特に僕をF1に適応させるために本当に協力してくれたエンジニアとの関係には満足している。マシンのシステムやセットアップ、どこを改善できるかについて彼らと話すことにできるだけ多くの時間を費やしてきた。一方で、レースをフィニッシュできていないことにはフラストレーションを感じている。特に早くにリタイアして、経験が限られてしまったバーレーンとオーストラリアはね。タイヤマネイジメント面と燃料変化への適応について、現時点ではレースの半分の感覚しかわかっていないので理想的とは言えないね。次のレースは上海です。サーキットをどのように考えていますか?GP2でレースをしたことがあるので、トラックを学ぶことについては心配する必要はない。多くのコーナーがあるチャレンジングなサーキットだし、とてもテクニカルで、正しいセットアップを見つけるのが難しいサーキットだね。ターン13のような長いコーナーがたくさんある。クルマはアンダーステアになるし、パワーを得るのは難しいので、いつもフラストレーションを感じるね。もちろん、GP2でサーキットを経験しただけだし、F1カーではさらにチャレンジングになるだろうと確信している。今週末の目標はいかがですか?レースをフィニッシュして、レースディスタンスの経験を得ることが最優先だ。トップ10とのギャップも縮めたいし、レースではポイントを争いたい。Q2やQ3に進めるように予選パフォーマンスにおいて懸命に作業を続ける必要もあるね。