ヴィタリー・ペトロフは「僕とアロンソの違いがわからない」と述べ、自身がペイドライバーと呼ばれていることに疑問を投げかけた。今年、ベテランのヤルノ・トゥルーリを追い出してケータハムのシートを獲得したヴィタリー・ペトロフ。F1からイタリア人ドライバーがいなくなくことも相まって、ペトロフの起用は議論の的となった。
自分とフェルンナンド・アロンソを比較して、ヴィタリー・ペトロフは「彼がサンタンデール銀行(フェラーリのスポンサー)からの資金によって助成されているのはみんなが知っていることだ」と La Stampa にコメント。「とにかく、F1にたどり着くのに必要なのは才能だけだ」またヴィタリー・ペトロフは、ヤルノ・トゥルーリのことを気の毒には思っていないと主張した。「人生とは厳しいものだ」とヴィタリー・ペトロフはイタリア紙にコメント。ヴィタリー・ペトロフは、F1で友人を作ることは不可能だと認め、イタリア人のF1ファンを刺激するようなコメントを述べた。イタリア人がF1グリッドからいなくなることについて質問されたヴィタリー・ペトロフは、同国のジュニアカテゴリーを批判し、「あなたの国のドライバーには情熱が欠けている」と付け加えた。さらにフェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長が現在のF1で空力が大きな役割を占めていることに不満を述べていることに関して「勝っていないときに不満を述べるのは簡単なことだ」と述べた。しかし、過去にヴィタリー・ペトロフはイタリアに住んでいたことがあり、イタリアでの生活では「食べ物と女性」が気に入っていることを明らかにした。だが、ヴィタリー・ペトロフは、近い将来、女性とレースをすることになるとは考えていないようだ。「彼女たちには身体能力がないし、高速への準備もできていない。でも、人生ではどんなことでも可能だ」