セルジオ・ペレスは、2024年F1 アゼルバイジャンGPの予選を4番手で優勝。「2位も可能だった」と考えている。ここまで厳しいシーズンを過ごしてきたセルジオ・ペレスはバクー・シティ・サーキットで輝きを取り戻し始めている。“キング・オブ・ザ・ストリート”の異名を持っているペレスは、33戦ぶりにチームメイトのマックス・フェルスタッペンを予選で上回った。
「予選を終えて複雑な気持ちだ」とセルジオ・ペレスはコメント。「2位も可能だったと思うが、セクター2で少し遅れてしまい、完璧なラップをまとめることができなかった。また、フェラーリが今日は非常に強かったと思う」「ダウンフォースレベルに関しては、ほとんどのグリッドとはまったく異なる戦略を取っている。それが明日役に立つかどうか見てみよう。最初のスティントでは間違いなく強さを発揮できるはずだ。そこからは、自分がどれだけ進歩できるかにかかっている。そして、あとはひたすら前を見て、レースで強さを発揮できればいい」「優勝争いに加わっていられる限り、良い週末になるはずだ。僕はこのサーキットが好きだし、いつもここで良い結果を出している。でも、それよりも、今シーズンの大半よりもずっと良い状況にあると思う。チームは正しい方向に進んでいるし、開発の方向性も明確だ。シンガポールに向けて、さらにもう一歩前進できることを期待している。まだまだ足りない部分がある」