レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、2021年F1ブラジルGPの決勝を4位で終えた。4番手からスタートしたセルジオ・ペレスは、ターン4でバルテリ・ボッタスの前に出て、レッドブル・ホンダの1-2体制でレースはスタートする。だが、後方からルイス・ハミルトンが追い上げ、ペレスは巧みなライン取りで、18周目にはターン1で先行されながらも、ターン4で抜き返す見事なドライビングを見せるなど奮闘したが、その次の周でパスされて3番手に順位を落とす。
セルジオ・ペレスは28周目にハードタイヤに交換するが、その2周後にコース上へデブリがあったことでバーチャルセーフティカーが導入され、この間にタイムロスが少なくなる利点を活かしてピットインしたボッタスに3番手を奪われる。42周目に2回目のピットストップを行ったセルジオ・ペレスは、70周目にピットインしてソフトタイヤに交換し、最終周でファステストラップをマーク。4位でフィニッシュした。「今日は僅差の戦いで楽しかったけど、僕は楽しむためではなく、結果を出すためにここにいる」とセルジオ・ペレス。「素晴らしいスタートを決めたけど、ルイスを抑えておくのはとても難しかった。全力を尽くしたけど、彼が速すぎてできなかった。その後、ボッタスの2秒前方になり、表彰台圏内だったけど、2周後にバーチャルセーフティカーとなった。これはものすごい不運で、彼には完璧なタイミングでアンダーカットが成功して僕らの5秒前に出られてしまった」「表彰台を逃したことは残念だけど、後方のフェラーリ勢には大きな差がついていたので、チームにとって重要なファステストラップポイントを獲得した。メルセデスの直線スピードは信じられないほどで、僕らは敵わなかったけど、まるで彼らは違う星から来たかのようだった」「今日の結果はよかったし、これ以上何かできることがあったとは思わかない。バーチャルセーフティカーがなければボッタスの前ではフィニッシュできると思っていたので、そこは残念だ。今日は僕らに運が向いていなかっただけど、まだ3戦が残されていて、勝負できるので、プッシュし続けるのみだ。カタールが楽しみだし、今度は僕らに競争力があればと思う」
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