レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、2021年F1ロシアGPの予選を9番手で終えた。ホンダF1勢で唯一Q3に進出したセルジオ・ペレスは、急速に改善する路面状況を見てドライ用のソフトタイヤに交換。しかし、ソフトタイヤが機能するタイミングは非常に限られ、早めにアタックに入ったペレスはタイム更新ができなかった。
その一方、セッション終了間際にアタックに入ったマシンは次々とタイムを更新し、ペレスは9番手で予選を終えた。「いい位置を目指せると思っていたし、Q1とQ2はいい結果だった」とセルジオ・ペレスは語る。「でも、天候によって路面コンディションが変化し、タイミングが重要だった。後から考えると、スリックタイヤをもう1周早く試すことができたはずだ」「レースでは何が起きてもおかしくないし、ポジティブな点はマシンのパフォーマンスはウエットでもとてもよかったことだ。レースへはポジティブに向かっていけるので、目標はいいスタートを決めて全力を尽くし、最大限の成果をえられるレースにすることだ」