レーシング・ポイントF1のセルジオ・ペレスは、チームとの最後のレースとなったF1アブダビGPをマシントラブルによってリタイアで終えた。先週末のF1サヒールGPでのセンセーショナルな勝利の後、セルジオ・ペレスはレーシング・ポイント(少なとも当面はF1キャリア)を期待外れなかたちで締めくくった。
パワーユニット交換によって最後列グリッドからスタートしたセルジオ・ペレスだったが、悲しいことにチームとの135戦目のレースはあっけなく終わることになった。ハードタイヤでスタートしたセルジオ・ペレスは、14番手まで上げていた10周目にセクター3で突然パワーを失ってストップ。ダッシュボードには『P Oil Kill』の文字が表示された。マシンを降りたセルジオ・ペレスは腕を高く上げて悔しさを露わにした。レース後、セルジオ・ペレスは、何が起こったのか、リタイアすることにどれくらい失望したかを説明。特にコンストラクターズ選手権3位を争っていたマクラーレンに逆転を許したに言及した。「バーレーンと同じMGU-Kだと思う。実際に起こったことは少し残念だ。コンストラクターで3位を失ったことはとても悲しい。マクラーレンは彼らが持っているマシンで見事な仕事をした。そして、両方のドライバーが常に堅調にポイント圏内にいた。彼らは素晴らしい仕事をしてしたし、とてもよくやったと思う」「僕サイドとしては、自分のシーズン、自分が達成したことには非常に満足している。新型コロナウイルスで2レースを欠場し、大きな信頼性の問題を抱えていたけどね・・・でも、シーズンにはかなり満足しているし、誇りに思っている」「過去のレースで違ったことはできなかったと思う。いつも手の及ぶところではなかった。物事がどのように進んだかにはとても満足しているし、僕のキャリアで次に何が起こるか楽しみにしている。それがどんなものになるかはわからないけど、楽しみにしている」もちろん、セルジオ・ペレスは現状では2021年の契約はない。次のニュースはいつになるのだろうか。「(ニュースを)一年中待っていたし、今シーズンが終わったので、少し休憩したいと思っている。今後数週間で何が起こるかがわかる。心は穏やかだし、これまでのシーズンにとても満足している。すべての機会を最大限に生かしていれば、とてもハッピーな気持ちで家に帰ることができるものだ」F1での10年でベストリザルトとなるランキング4位でシーズンを終えたセルジオ・ペレスは、レーシング・ポイントのプレスリリースでセルジオ・ペレスは改めて以下のように語った。「チームとの最後のレースがとても早く終わってしまって本当に悲しい。バーレーンでの問題が再発した。チームのみんなのために強力なレースで締めくくりたいと思っていた。今週末ではなく、サヒールGPで優勝したことを覚えていてほしい!」とセルジオ・ペレスはコメント。「もっと全体像を見れば、今日はコンストラクターズ選手権で3位を獲得するに2台でポイントを獲得する必要があった。マクラーレンを祝福したい。それでも、とても誇りに思えるシーズンだったと思う。僕たちはレースに勝ち、表彰台を獲得した。いくつか非常に不運な状況もあった。特に両方のドライバーがレースを欠場したりね」「僕の側ではドライバーズ選手権で4位を獲得できたことをうれしく思う。今シーズンは本当に特別なシーズンだった。今は休暇を取る準備ができているし、将来をとても楽しみにしている」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
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