セルジオ・ペレスが、2020年限りでレーシング・ポイントを離脱することが発表された。 フォース・インディア時代から7年にわたってドライバーを務めてきたセルジオ・ペレスは、その間に5回の表彰台を獲得するなどチームに貢献。2016年と2017年に2年連続してコンストラクターズ選手権4位を獲得した。
セルジオ・ペレスは「人生のすべてには常に始まりと終わりがあり、一緒に7年間を過ごしたチームとの僕の時代は今シーズンの後に終わりを告げる」とコメント。「非常に厳しい時期にチームに欠けてきたので少し辛い。僕たちは生涯を克服することに成功してきたし、数人のチームメイトの仕事を救えたことを誇りに思っている。僕たちは一緒に乗り越えてきた素晴らしい瞬間、優勝、そして、常に全力を尽くしてきた満足感の思い出があり続ける」「2014年に僕を信じ、フォース・インディアでFlのキャリアを続けることを許可してくれたビジェイ・マリアから与えられた機会に常に感謝しる。ローレンス・ストロールが率いる現在の政権については、特に今後のアストンマーティンのプロジェクトでの将来の活躍を祈っている」「プランBはない。僕の意図はここでレースを続けることだった。でも、それは僕が各ラップで100%を与え続けられるモチベーションを与えるプロジェクトを見つけることに依存するだろう」「この10年間一緒にいてくれた皆さんに感謝しる。何があってもいつも僕をサポートしてくれる家族にも感謝している」「僕のプロジェクトを信じたすべてのスポンサー、スタッフ、そしてFlと呼ばれるこの驚くべき冒険を生きる機会を与えてくれた神に感謝している」「良いニュースをすぐに伝えられることを願っているけど、今は次のレースを一緒に楽しもう」レーシング・ポイントF1のチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは「チェコ(ペレス)は7年にわたってシルバーストン・ファミリーの一員であり続け、その間にグリッド上で最も完全なドライバーの1人となった」とコメント。 「土曜日と日曜日には物凄い速さを示し、粘り強いレーサーとして評価を確立し、一緒に何度も最高の瞬間を味わってきた。表彰台のチャンスを嗅ぎつければ、チェコは襲い掛かる準備ができていた。これまでに記録した5回の表彰台はこのチームの歴史において最も輝ける日々と言える」 「マシンの外でも、チェコは正直者で、いい友人だ。これだけ長く彼と働けたことをうれしく思う。今年末でさようならをすることになるとはいえ、まだ9レースあるので、チェコがこのチームとさらに特別な思い出を築くチャンスは多く残っている」来年からアストンマーティンへと名前を変えるチームは、4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルの加入が噂されている。セルジオ・ペレスに関しては、まだ2021年のラインナップを確定していないアルファロメオとハースがF1に残る機会となる。
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