レーシング・ポイントF1のセルジオ・ペレスは、2020年のF1世界選手権 第3戦 ハンガリーGPの予選でチームメイトのランス・ストロールに敗れて4番手でフィニッシュ。セッション中に“体調”が100%ではなく、“眩暈”がしていたと語った。レーシング・ポイントF1は今シーズンの台風の目となっている。新車RP20は昨年を制覇したメルセデスW10と多くの類似点を持っており、それはパフォーマンスにも表れている。
伝統的に“直線番長”のマシン特性で苦手としていたハンガロリンクで、RP20は優れた安定性を見せ、ランス・ストロールが3番手、セルジオ・ペレスが4番手とメルセデスF1勢に続いてピンクメルセデスが2列目を独占した。しかし、2台のレーシング・ポイントで優勢に見えたセルジオ・ペレスは、予選では最高の状態ではなく、重要な局面でランス・ストロールに匹敵することができなかった。「予選中は体調が100%ではなかった。予選を通して眩暈がしていた。それは素晴らしいことではない」とセルジオ・ペレスは説明した。「何が起こっているのかをフィジオに確認する必要がある。でも、明日も大丈夫なはずだ」予選Q3の1回目のアタックで、セルジオ・ペレスはターン4でトラックリミットを超えたとしてタイムを抹消された。だが、2回目のアタックで4番手タイムを記録して、レーシング・ポイントが2列目を独占している。「なんとか良い結果を出せた」とセルジオ・ペレスは付け加えた。「とても厄介だったけど、予選4番手は明日にむけて良いレーススタートだ」「チームにとって素晴らしい結果だ。明日はレースをまとめて、チームのためn多くのポイントを獲得することができることを期待している」
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