セルジオ・ペレスは、マクラーレンに移籍しなかったのは自らの意思であると主張。2019年もフォースインディアに残留することを強く示唆した。2019年のマクラーレンのドライバー候補に挙げられていたがセルジオ・ペレスだが、マクラーレンは2019年のレースドライバーとして、ストフェル・バンドーンに代えて育成ドライバーのランド・ノリスを起用することを決定している。
「マクラーレンが僕を選ばなかったというわけではない」とセルジオ・ペレスはコメント。「彼らからの関心はあったけど、僕からはそれほどでもなかった。僕には自分が将来に何を望んでいるかという明確な見解がある」「数週間、僕は契約はサイン済だと言ってきたし、それは変わっていない」今年F1で8シーズン目を迎えているセルジオ・ペレスは、F1アゼルバイジャンGPで3位表彰台を獲得するなど、財政的に厳しい状況にあったフォースインディアでも強力なパフォーマンスを示している。セルジオ・ペレスは、自分のことを高く評価しており、自分がどれくらい優れているかを世界に示すことができていないのは残念だと語る。「まだ自分のポテンシャルを示せていないのは残念だ。F1はあまりフェアではないからね」とセルジオ・ペレスはコメント。「いろいろな状況によってチームが成長できないときにメルセデスやフェラーリでチャンスを掴むのは難しい」フォースインディアは、F1で最も低い予算で運営されているにも関わらず、セルジオ・ペレスは過去2年を“ベスト・オブ・ザ・レスト”で終えている。カナダの大富豪ローレンス・ストロールの買収によって予算を得た今、新生フォースインディアは新たな進化を遂げることになるかもしれない。