セルジオ・ペレスは、F1での将来について良い立場にいると感じており、2019年に関して“いくつかの選択肢がある”と語る。セルジオ・ペレスは、今シーズン末でフォース・インディアとの契約が期限を迎える。だが、チームは財政的に厳しい状況が続いており、今後の選択肢についてはオープンなままにしていた。
F1ハンガリーGPの週末にはセルジオ・ペレスを含めた債権者が訴訟を起こしたことで、フォース・インディアは債務不履行による清算の可能性から保護するために破産管財人の管理下に入った。しかし、8月7日(火)にウィリアムズのF1ドライバーであるランス・ストロールの父親、ローレンス・ストロールが率いるコンソーシアムによってフォース・インディアは買収され、チームは破算管理から抜け出して将来が確保された。これにより、セルジオ・ペレスはフォース・インディアで6年目を迎える可能性が高くなったが、夏休み前にその件について質問された際には代替案があることを明らかにしていた。「いくつか選択肢がある僕は幸運だ」とセルジオ・ペレスはコメント。「もちろん、僕たち全員がフェラーリもしくはメルセデスの上位2チームで走りたいと思っている。でも、来年はそこにいる可能性があるとは思えないし、将来に自分のベストな才能を示せるベストな選択肢が何かを検討しなければならない」「過去2年間、僕はドライバーズ選手権でベスト・オブ・ザ・レストだった。来年、どのような可能性があるか見たい。どのチームに空席があるかをね。そのあと決定したい」「もちろん、ここで何が起こるかも見たいと思っている。このチームはトップ3チーム以外では最もポテンシャルがあると思っているからね」ローレンス・ストロールがウィリアムズからフォース・インディアに移籍した場合、エステバン・オコンがフォース・インディアのシートを失う可能性が高くなっている。セルジオ・ペレスは、決断するまでには時間を要するとしつつも、夏休み後には状況はより明白になると予想する。「今後数週間、数カ月で何がを起こるか見たいと思っている。チームに何が起こったとしても、素晴らしいチームだと思ってる」とセルジオ・ペレスはコメント。「急いではいない。自分が良いポジションにいることはわかっているからね。でも、早ければ早いほどいい」「決心するためにどれくらい長く待つことができるかというポイントもある。夏休み中にここで何が起こるか良いアイデアが得られると思うし、明確な決断を下せると思っている」セルジオ・ペレスは、ハース移籍の可能性も噂されている。