フォース・インディアのセルジオ・ペレスは、F1バーレーンGPでトロロッソ・ホンダがミッドフィールドをペースと一貫性でリードしているのを見て驚いたと語り、フォース・インディアが中国で挽回して4番手チーム争いに加わることを願っていると述べた。トロロッソ・ホンダはオーストラリアの開幕戦では苦しんだが、バーレーンでは新しいアップグレードパッケージの効果もあって大躍進。ピエール・ガスリーが予選6番手・決勝4位と“ベスト・オブ・ザ・レスト”のポジションを得た。
対照的に昨年のコンストラクターズ4位のフォース・インディアはより困難なレースとなり、セルジオ・ペレスはオープニングラップでピエール・ガスリーのチームメイトであるブレンドン・ハートレーとの接触もあって12位でチェッカーを受けた。チームメイトのエステバン・オコンは、なんとか10位入賞を果たしてチームの今シーズン初ポイントとなる1ポイントを獲得したものの、フォース・インディアは第2戦終了時点でコンストラクターズ選手権9位に沈んでいる。「厳しい戦いになることは期待していたけど、まさかトロロッソが絡むとは思っていなかった。トロロッソがあれほど一貫性があり、速いとは思っていなかった」とセルジオ・ペレスは認める。「彼らはバーレーンで間違いなく4番目に強いチームだった。中団がもっとタイトになることを願っている。中団グループはシーズンを通して大きな競争になると思っている」セルジオ・ペレスは、トロロッソ・ホンダ、ハース、マクラーレン、ルノー、そして、フォース・インディアのギャップはごくわずかであり、中団グループのペースを主導するチームはシーズンを通して変化し続けていくと予想。ザウバーも絡んでくる可能性があると語る。「現時点で1つのチームに絞られてはいないと思う」とセルジオ・ペレスはコメント。「今のところ、ハースとトロロッソが最強かもしれない。でも、中団グループでは全チームが本当に拮抗している」「ギャップを縮めて、僕たちがすぐにそのグループを率いられることを願っている」