セルジオ・ペレスは、交渉が難航したことで、今シーズンでフォース・インディア離れる寸前だったと述べた。セルジオ・ペレスは、スポンサーとフォース・インディアとの交渉が長引き、ルノーへの移籍が噂されていた。だが、最終的にセルジオ・ペレスは2017年もフォース・インディア残留が決定。
チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグがルノーに移籍し、後任としてエステバン・オコンが加入することになった。「本気で離脱を考えるところまで来ていた」とセルジオ・ペレスは Autosport にコメント。「一時はフォース・インディアとの交渉があまりスムーズに行かなそうだった」「僕の目標はもう一年残留することだったけど、このビジネスでは決してどうなるかわからない」「サインして発表されるまで、どんなことも起こり得るし、僕はそれを以前に経験している」セルジオ・ペレスは“ルノーだけでなく、複数のチームから関心があった”ことにとって自信を高めることができたと語る。「他チームが自分を欲しがってくれると感じることはドライバーにとって非常に特別なことだ。それらの全てに感謝している」とセルジオ・ペレスはコメント。「少なくとも3〜4チームから多くの関心があったし、それは本当に嬉しかった」「でも、僕にとってベストな将来はここに残ることだ」セルジオ・ペレスは、ザウバーで表彰台を獲得した後の2013年にマクラーレンに移籍したが、チームは調子を落としていたことで苦戦を強いられた。それはセルジオ・ペレスの評価にも影響を与えた。セルジオ・ペレスは、その経験がフォース・インディアに残留するという決断に“確実”に役立ったと語る。「また間違った決断をしたくはなかったし、これが僕にとって最も安全なオプションだった」「僕はまだ26歳だし、僕の前には楽しい年月があると信じている。次世代のクルマがどうなるか、次に何が起こるか見てみよう」