アメリカ大統領選挙でドナルド・トランプが当選したことを嘲笑するツィートをしたことで、セルジオ・ペレスからスポンサー契約を解消されたサングラスメーカーのホーカーズ(Hawkers)が、その償いとしてメキシコで貧困に苦しむ子供たちを支援するチャリティー活動を開始した。ホーカーズは、不法移民を防ぐためにアメリカとメキシコとの国境に壁を築くと主張しているドナルド・トランプが当選したことを受け、メキシコ人は壁が作られた際に涙目を隠すために同社のサングラスをかけるべきだとのツィートを投稿
そのツィートにメキシコ出身のセルジオ・ペレスは激怒。ホーカーズは、すでにセルジオ・ペレスの名前がついたサングラス20000個の生産を開始していたが、スポンサー契約を打ち切った。ホーカーズは、El Universal に全面広告を出し、メキシコで貧困に苦しむ子供たちを助けるために「Dear Sergio x Hawkers Foundation」を設立し、年間25000ドル(約277万円)を寄付することを発表した。広告には「親愛なるセルジオ、事故は起こりうるものです。他の誰よりもなたはそれを知っていると思います。我々は今回の事故が忘れられるとは思いません。二度とこのようなことが起きないようにやれる限りのことをやってきます。我々は、メキシコの人々、そして、世界の差別と人種主義に反対する全ての人々とともにあなたを応援し続けます」とのメッセージが添えられ、ホーカーズの最高責任者のアレックス・モレノと共同創設者のデイビッド・モレノのサインが記された。関連:セルジオ・ペレス、ホーカーズとのスポンサー契約を正式に解除