メキシコの大富豪カルロス・スリムが、セルジオ・ペレスを2017年にフェラーリのF1シートに座らせるために巨額の支援を行うことになるかもしれないと報じられている。今年、フォース・インディアで3年目を迎えているセルジオ・ペレスは、モナコGPとヨーロッパGPで2度の3位表彰台を獲得して評価を高めており、2017年のフェラーリ移籍が噂されている。
実際、フェラーリもセルジオ・ペレスも、その噂に関して否定的なコメントを行っている。それでも、セルジオ・ペレスが2017年にフェラーリへ移籍することになるだろうという噂が止むことはない。そんな中、Auto Bild は、メキシコ人F1ドライバーの支援を行っているカルロス・スリムが、セルジオ・ペレスのフェラーリ入りを支援するためにさらに資金を投入するのではないかと報じている。すでにカルロス・スリムが率いるメキシコ系企業は、エステバン・グティエレス(現ハース)がリザーブドライバーとなった昨年からフェラーリのスポンサーを務めており、太いパイプがあることは事実だ。カルロス・サインツは、経済誌フォーブスで世界第4位の資産家にランクインしており、報じられたところによると、仮にセルジオ・ペレスがキミ・ライコネンの後任として来年からフェラーリに加入した場合、数十億円に及ぶスポンサー料の追加負担を行うという条件を提示しているという。
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