セルジオ・ペレスが、マクラーレンを公的に非難。関係はすでに終わったか、少なくとも崩壊寸前のようだ。複数の海外メディアは、マクラーレンが、セルジオ・ペレスに代えて、2014年に育成ドライバーのケビン・マグヌッセンを起用することに決定したと報じている。オースティンのサーキットは、セルジオ・ペレスの母国メキシコから250マイルという近く、ペレスにとってホームレースとも言えこともあり、マクラーレンがF1アメリカGP前にドライバーラインナップを発表する可能性は低い。
しかし、セルジオ・ペレスは、今週メキシコシティの近くで行われたスポンサーイベントで、2013年は「自分のキャリアで最も期待外れなシーズン」だと述べ、悪いニュースが差し迫っていることをほのめかした。EFE通信 は、セルジオ・ペレスが2013年がマクラーレンにとって“おそらく歴史で最悪のシーズン”だったとし、“その酷いクルマ”では自分のポテンシャルを示すことは難しいと述べたと付け加えた。「とても失望している」とセルジオ・ペレスは Totalrace にコメント。「目標が結果よりもずっと高い場合は失望すると思う。その両方が当てはまる」「素晴らしいチームだし、それは疑いようのないことだ。非常に有能なクルーがいるけど、組織力が不足していると思うし、現実に直面することへの謙虚さがちょっと足りない」「シーズン中、素晴らしいチームであるマクラーレンは、自分たちの置かれた現実を認めるのに長い時間がかかった。良い週末にポイントを獲得していたけど、レースには勝てなかった。チームがそれを理解するのに時間がかかった」セルジオ・ペレスは、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュを非難しているわけではないと述べた。「マーティンは素晴らしいリーダーだと思う。彼について悪くいうものはない。でも、チームはリーダーだけに依存しているわけではない。多くのものに依存しているし、それが十分ではなかった」セルジオ・ペレスのマクラーレン離脱は公式発表を待つだけだとされるなか、移籍先としてすぐにフォース・インディアが浮上した。「将来のために何がベストな選択肢かを見なければならない。国が支えてくれているし、それは僕を前へ進み続けさせてくれる」関連:セルジオ・ペレス、マクラーレン離脱を発表