セルジオ・ペレスは、F1中国GPでの自身のパフォーマンスへの批判の多さに驚いたと明かした。中国で週末を通してセットアップに苦しんだセルジオ・ペレスは、フリー走行では2回のクラッシュを喫し、予選11番手、レースを12位で終えた。マクラーレン自体がペース不足に手を焼いていることもあり、まだ2ポイントしか獲得できていないが、セルジオ・ペレスはF1中国GPのパフォーマンスがこれほど否定的にとらえられるとは思わなかったと述べた。
「当然プレッシャーを感じている。マクラーレンではそれがフリー走行であってもレースであっても、みんながすべてのパフォーマンスを見ている」とセルジオ・ペレスはコメント。「3回の週末のうち2回はマシンのポテンシャルを最大に引き出していたのに、一度、最悪の週末を過ごした途端にこんなに多くの批判を受けるなんてかなり驚いた「「でも、マクラーレンのようなチームにいればこれは普通のことだし、当然のことだとも思っている」 だが、セルジオ・ペレスは、今後マクラーレンともっとうまくやれると確信しており、そのような批判に悩まされてはいないと述べた。「正直、気にもとめていない。僕は自分の仕事をするためにここにいる。今週末も含め、この先の16回の週末もベストを尽くす。これまでやってきたように、これからの16回の週末も全力を尽くすつもりだ」 F1中国GP終了後、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、セルジオ・ペレスがもう少しアグレッシブになるべき場面があったと述べていた。セルジオ・ペレスは、ボスのアドバイスを受け入れつつも、今年のタイヤ状況を踏まえて、コース上でのバトルは重要なものだけを選んで仕掛けることが重要だと述べた。「アグレッシブに行くべきか、行かざるべきかを判断するのは難しい」「異なる戦略で主にタイヤを労わっているときに最悪なのは、戦略の異なる自分より2〜3秒速いペースのドライバーと競い合ってしまうことだ」「そのドライバーとは戦っていないし、後ろのドライバーと戦っている。バランスを判断するのは難しい」
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