セルジオ・ペレスは、自分がペイドライバーとして見られることを承知の上でザウバーでのデビューシーズンに臨む。メキシコ人ドライバーのセルジオ・ペレスは、メキシコの通信会社テルメックの支援を受けて、今年小林可夢偉のチームメイトとしてザウバーからF1デビューを果たす。
ザウバーのマネージングディレクターを務めるモニシャ・カルテンボーンは「セルジオは、様々なシリーズでドライバーをサポートするテルメックスのプログラムの一員です」と AFP通信 にコメント。「我々が一方(セルジオ)を望む、もう一方(テルメック)を望むはという問題ではありませんでした。2つは一緒にきました」セルジオ・ペレスは「僕をペイドライバーと呼ぶ人がいるのはわかっている」と認める。「僕は母国から素晴らしサポートを受けているのでそれは普通のことだ。でも、僕がGP2で成し遂げたように良いシーズンを送れば、幸運を得られることも普通のことだ」だが、当初ザウバーはニック・ハイドフェルドを高く評価していたとされており、ウィリアムズでは印象的なルーキーシーズンを送ったニコ・ヒュルケンベルグに代わって、ベネズエラ石油公社PDASVから巨額の支援を受けるパストール・マルドナドがシートを獲得した。「自分のシートに資金を山積みにしたドライバーが座るのを見るのは嬉しいことではない」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「でも、それが現時点でF1で働くことができる方法なんだ」


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