2015年にメルセデスでDTMチャンピオンを獲得したパスカル・ウェーレインが、今週アブダビで開催されるGP2のポストシーズンテストでGP2マシンで初走行することになった。2010年のポール・ディ・レスタ以来となるメルセデスでDTMでチャンピオンを獲得したドイツ出身のパスカル・ウェーレイン(21歳)は、2016年からメルセデスのエンジンに変更するマノーのF1シート獲得が噂されている。
パスカル・ウェーレインは、2013年にF3ヨーロッパ選手権の開幕戦を戦ってからシングルシーターでレースをしていないが、過去2年間でメルセデスとフォース・インディアで6日間のF1テストを完了している。パスカル・ウェーレインは、水曜日に2016年からGP2シリーズに参戦するプレマで走行を行う。また、テスト初日には、フォーミュラ・ルノー3.5のチャンピオンを獲得したオリバー・ローランドが、ARTグランプリのGP2マシンを走らせる。ARTの2015年のドライバーであり、初参戦となった今シーズンを9位で終えた松下信治は、水曜日からテストを実施する。