パスカル・ウェーレインは、F1復帰に焦点を当てており、フォーミュラEでのメルセデスの長期契約のオファーを辞退したことをHWAのチーム代表であるウルリッヒ・フリッツは明かした。ウェーレインはトロロッソ・ホンダのドライバー候補に挙げられてる。元マノーとザウバーのF1ドライバーであるパスカル・ウェーレインは、HWAでフォーミュラEのマシンをテストしており、メルセデスが2019/20のワークス参戦前に先駆けてサポートする同チームから来期のフォーミュラEに参戦すると考えられていた。
ウルリッヒ・フリッツは、HWAはパスカル・ウェーレインと交渉しており、テスト走行でも良いパフォーマンスを見せていたが「決断を望んだ際にパスカルの焦点がF1復帰であることは非常に明らかだった」と語った。「我々はそれを理解することができる」2018年末でメルセデスファミリーを離れる決断をしたパスカル・ウェーレインは、マヒンドラのフォーミュラEマシンもテストしている。メルセデスは、フォーミュラEへの3年間のコミットメントを求めたが、パスカル・ウェーレインはF1復帰のチャンスの妨げとなる長期契約は望まなかったとされている。「2レース後にドライバーが『F1に参戦したいのですぐに戻ってくる』というようなフォーミュラEチームをセットアップしたくはない」とウルリッヒ・フリッツはコメント。「我々の期待は、パスカルが長期的にフォーミュラEを選択する決定をしてくれることだった」「彼は現時点でそれができなかったし、そうすることは望んでいなかった。理解できるし、尊重し、受け入れている。したがって、このプロジェクトは現在のカタチでは実現しなかった」「我々はそれ以上の話し合いはしなかった。どちらにもフィットしなかった」パスカル・ウェーレインは、2019年のトロロッソ・ホンダのドライバー候補に挙げられている。また、HWAはゲイリー・パフェットを1人目のドライバーとして発表しており、もう一人のドライバーにはマクラーレンを離脱するストフェル・バンドーンが候補に挙げられている。