アレックス・ザナルディは、レース復帰戦となったイタリアGT選手権の最終ラウンドで勝利を収めた。アレックス・ザナルディは、2015年7月に行われたスパ24時間レースを最後にリオ・パラリンピックの準備に集中。男子ハンドサイクルで金メダル2個、銀メダル1個という成果を残した。アレックス・ザナルディは、ROALモータースポーツのドライバーとしてムジェロで開催されたイタリアGT選手権でレースに復帰。改良されたBMW M6 GT3をドライブした。
土曜日のオープニングレースを6位でフィニッシュしたアレックス・ザナルディは、日曜日のレースをフロントローからスタート。ピットストップでリードを奪い、トップでフィニッシュした。「なんという一日だろう。いや、なんという一年だ。リオデジャネイロで美しい瞬間を味わい、今、この美しいクルマに飛び乗れるなんて本当に素晴らしいことだ」「だが、レースに勝つのはまた別のことだ。望んでいたスタートは切れなかったが、私には素晴らしいクルマがあった」「私の前を走っているドライバーがピットインしてすぐに良いラップを刻めるかが問題だということはわかっていた。そして、私はそれをやってのけた」「サーキットに戻ったとき、自分がとても快適なリードを築いていることがわかったし、私には後ろのドライバーを引き離し、勝利で終えるスピードがあった。信じられなかったよ」