サーブが、2012年からWRCに復帰するとの報道がなされている。1979年を最後にWRCから遠ざかっているサーブだが、2012年から9-2でWRCに参戦する可能性が取り沙汰されている。報じられたところでは、すでにサーブの親会社であるスパイカーとWRC当局との会談が行われており、10月のラリー・フランスでさらなる会談が予定されているという。
「最初の会談が行われ、関係者全員にはかなりの熱意がある」と情報筋は Autosport にコメント。「ミニのように、サーブはスポーツに偉大な伝統を持っており、WRCへの復帰には大きな意味がある」先週、ミニが2011年からWRCに参戦することを発表したが、興味深いことにサーブは、BMW/ミニの新しいプラットフォームを採用し、BMW製エンジンを搭載する新型9-2で参戦するとみられている。特にサーブは、ミニが採用する1.6リッター ターボガソリンエンジンとダーボディゼールエンジンを切望している。ミニは、カントリーマンWRCカーに1.6リッターガソリンエンジンを搭載するとされており、同じエンジンがサーブのWRCカーに搭載されるとみられている。またフォルクスワーゲンもWRC参戦がささやかれており、2012年にスポット参戦し、2013年からフル参戦するとの憶測が広まっている。関連:・MINI、プロドライブとのWRC参戦を発表 - 2010年7月28日・トヨタ、WRCへの参戦を検討 - 2010年7月22日
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